2007年8月20日 (月)

親の願い─子ども現実

南紀福祉センター附属病院精神科医師 宮本知佐子先生の講演会に行ってきました。演題は「親の願い─子どもの現実」

障害のあるなしに関わらず、親の思うように子どもは育たぬもの。願いのとおりではなかった現実をつきつけられたとき、果たして私たち親は、その現実をきちんと受け止めることができるだろうか。子どもを信じてやれるだろうか。

そういう思いで、お話をうかがいました。

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定型発達と言えども、親の願いどおりにはならない。また思春期のごちゃごじゃは、避けて通れない。どうせあるなら今後に生かしたい。

有利に思える条件は

・思春期以前にある程度自己肯定感がある。

・将来なりたい職業がある(どんなものでも)

・本人の「身勝手」な主張を一応聞いてくれる大人がいる。

・家族や友人から否定的な言葉を言われ続けない。

・親はちゃんと動揺し、うろたえつつ、かつ希望を持って関わりを持とうとする。

・自分のつらさや行動の意味を誰かに伝える国語力がある。

そして、親の自己肯定感が大切

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以上、レジュメより

社会適応の良し悪しは、

・助言を受け入れられるかどうか

・目標があるかどうか

・物欲があるかどうか(働いたお金で手に入れたいものがある)

という風にもおっしゃってました。

また、能力的にできることより、安定してできることの方が、社会生活では大事なんだというお話も、身にしみました。

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2007年7月28日 (土)

ゆうさん旅日記 四国編

ゆうさんが青春18切符を使っての旅に出ました。一泊の四国周遊の旅です。今朝5時前に家を出て、さっき、無事ホテルに着いたと連絡が入り、ほっとしているところです。ホテルもゆうさんが自分で予約しました。 なんと、今、近くのお好み焼き屋で、焼きそば(500円)を食べているというではありませんか(^^;

たくましくなったもんです。ついこの前まで、ゆうさんの、はじめての場所に対する不安を解消するために、あれこれ情報収集していたはずなのにσ(^^;
 
子どもの力を信じてやることって、やっぱり大事なことですね。

でもでも、いろんな人のおかげでもって、今のゆうさんがあると思うんです。
世界に羽ばたく(^^;ゆうさんを、これからもよろしくお願いしますm(_)m

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2007年6月 3日 (日)

不登校

不登校になる生徒たちがいる。中学になって不登校になったという生徒も多いと思う。その中には発達障害を抱え持っている子も多いのではないだろうか。

うちの子どもたちが不登校にならなかったのはどうしてだろう。それは学校に、自分の居場所があったから。そして、人とかかわって楽しい経験をいっぱいしてきたからではないだろうかと思う。

どんなにいじめられてもからかわれても、人を求めて止まない気持ちを持っていてくれたから。

間違ってなかったんだと思う。現時点では。たくさんの人たちに迷惑をかけながらも、たくさんの人たちを巻き込んで子育てしてきたこと。

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2007年4月 8日 (日)

ボランティア

ゆうさんは、高校生ボランティアとして、あすへ。の会の活動に参加させてもらっている。会員のみなさんや、大学生ボランティアさんたちの理解があってのことで、大変感謝している。

ゆうさんにとって、あすへ。の会は、大変居心地のいい場所であるようだ。中学1年生ぐらいまでのゆうさんは、子どもと話をするより、大人と話す方が好きで、友だちの家に遊びに行っても、友だちのお母さんとばかり話をしていた。でも、あすへ。の会では、小学生とか中学生、大学生のお兄さんたちと楽しそうに話している。あすへ。の会は、心置きなく話せる人たちがいる場なのだ。

学校ではどうなんだろう。中学時代のクラスは、自分の好きな話をできる場所ではなかったようだ。とても緊張した表情をして座っていたらしい。友だちと話をすることに、臆病になっていたかもしれない。

高校になって、クラスは違うが、好きな電車の話ができる友人ができたと教えてくれた。それからまた、ゆうさんが一人で電車に乗って出かけている途中で、気の合う小学生に出会い(彼も一人で電車に乗りに来ていたそうだ)、この春休みには、その子と一緒に電車の旅までしてきた。

ゆうさんに、気の合う友人ができることはすごくうれしい。ゆうさんが楽しそうにしゃべっている姿を見ると本当にうれしい。けれども反面、ハラハラドキドキ。

しかし、友だちとかかわる機会がなければ、友だちとの付き合い方もうまくならない。楽しい経験、苦い経験、いろんな経験をして、いろんな人と付き合いながら暮らしていけるようになってほしいと思う。

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2007年3月31日 (土)

もう一年

一旦任期は切れたんですが、もう一年、同じ職場で働けることになりました。もうみんなとお別れだとばかり思っていたので、嬉しいです(^^)

私は(奇跡的に)残ることができたのですが、今年は転出される方が大変多く、職場の雰囲気ももしかしたら随分変わるかもしれません。私が直接お世話になった方々もたくさんかわられるので(職場は同じでも)少し不安です。

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2006年12月 8日 (金)

開戦記念日に

中学一年生の教室で、灰谷健次郎の『太陽の子』を紹介しました。そして、そのついでのように『せんせい けらいになれ』や『一年一組 せんせい あのね』を紹介し、「ぼくだけ ほっとかれたんや」も読みました。

「ぼくだけ ほっとかれたんや」は、『一年一組 せんせい あのね』に収録されている、小学一年生の、あおやまたかしくんが書いた詩です。はじめてその詩を読んだときの衝撃と感動を、今も覚えています。その詩を読んで涙があふれたことも。

自分だけほっていかれたという悲しみ、弟への思慕、「はよ かえってけえへんかな かえってきたらええのにな」という言葉にこめられたせつない思い。

生徒の中には、私には想像できないような、しんどい思いをしている子もいるだろうし、そんな苦労など知る由もない子もいると思います。でもみんなしーんとなって聞いてくれました。「めっちゃ かわいそうやん」と口に出して言った男の子もいました。

この詩が、みんなの心の中に、どんな風に落ちていったのかはわかりません。ですが、この詩は、あおやまたかしくんの心の叫びです。それを伝えたかった、そんな思いで読みました。

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2006年11月18日 (土)

中学生に絵本

ときどき、中学校で絵本を読んでいる。

子どもたちは意外とよく聞く。

読む絵本は、10分程度の昔話絵本。

はじめざわざわしていても、だんだんと静かになって、やがてしーんとなる。

私は技巧派ではないので(^^; 字面のまま、たんたんと読むのであるが

それでも子どもたちはお話の世界に引き込まれていくのだ。

こういう中学校は珍しいのかもしれない。

いや、実は珍しくないのかもしれない。

子どもたちの心が乾いていて、お話が、乾いた土にしみこむように、すーっとはいっていくのかもしれない。

絵本をじーっと聞いてくれる子どもたちを前にすると

…ほっとする。

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2006年11月16日 (木)

保健師さんと

子どもたちがお世話になった保健師さんに会って、近況報告(^^)

「ゆうさんは三泊四日で韓国に行ってきたんだよー。」

なんてことを話してきました。

小さいころのゆうさんを知っている保健師さんにとっては「驚き桃の木山椒の木」です。

母親にとって保健師さんは、子育ての最初の相談相手。1歳から3歳ぐらいまでの子どもに対して、障害や発達の遅れがないかどうかを見極めて、専門家へつないでくれる人。子どもの将来を見据えてのアドバイスを一番早い段階でしてくれる人です。

でもね、その乳幼児が、どんな風に成長していって、どんな大人になっているのかって、たぶん知らないと思うの。それは、保育士さんでも学校の先生でも同じだと思うのだけど、よっぽどでない限り、知らないというか、知る手立てがないのよね。

だから、保健師さんにちょくちょくゆうさんの近況報告をしに行ってる。小さいころに困っていたことが、難なくクリアされていたり、あまり重要視していなかったことが、とんでもない高いハードルになっていたりするからね。

それが彼女の中でどう消化されて、彼女の目の前の子どもたちにどう繁栄していくのか(していかないのか)はわからないけれども、自分が関わった子どものその後を知っているということが、今目の前にいる子どもや、そのお母さんにアドバイスするときの助けになるかなあと思うの。

だってそのお母さんは、私だったかもしれないもんね。

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2006年11月15日 (水)

僕の歩く道

現在フジテレビ系で放送されているドラマ「僕の生きる道」を見ている。

このドラマは自閉症の青年を主人公にしたドラマであるので、娘も気になるらしく、火曜日になると、「今日はお母さん、剛くんのドラマのある日やで」「お母さん、もうすぐ始まるで」と声をかけてくれる。

ドラマを見ていて、剛君の行動が理解できなかったり、次の展開がどうなるのかなあと思う場面で、娘は私に「どういうことなん?」と聞くときがある。私の推測はたいていあたる。娘は「さすが」とか言いながら、一緒に見る。一緒に見たいのだ。

ドラマでは「きょうだい」の問題も取り上げられている。大人になってからのきょうだいの関係だが、娘は、どんな気持ちで見ているのかな。

以前NHKで「抱きしめたい」という自閉症の弟とその姉が主人公のドラマがあった。これは娘とはよう見なかった。つらすぎて。

今回のドラマでは、剛君は社会参加もできているし、お友達の宮古ちゃんや、その周囲にいる人間が、彼のことを理解しようとしているので、ちょっと安心して見ていられる。

ドラマ全体が、静かなやさしさに包まれているようだ。

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2006年11月11日 (土)

訪韓記

ゆうさんが韓国から無事帰宅しました(^-^)
空港に迎えに行って、引率の先生方にお礼を申し上げると

大きな問題は何もなかったです。
我々やお母さんが心配していたようなことはなにも。
ホームステイ先からも何もありませんでした。
とても積極的に行動していましたよ。

ということでした。

大きな問題はなかったが、小さな事件はあったということなのだろうか…とかんぐる母σ(^^;

まあでも、何事もなく、無事帰ってきてくれて、何より何より(*^-^*)

ゆうさんは、多くを語らないので、どんな様子だったのか
あまりよくわからない(; ;)

行って来ての感想は、「まあ、まあ」

車に乗り込んだ彼からは、キムチの臭いが…(^^;

さて、彼の目に韓国という国の風景は、どんな風に映ったのだろう。

風俗の違いとか、言葉が通じないことによる不便は、もしかしたら、私たちほどには感じなかったのではないか。つまり、彼が生まれ育ったこの日本においても、常に違和感を感じて生活しているだろうから…と思ったりする。

けれども彼は、新たな人との出会いを求めて未知なる国に飛び出していったような、そんな気もする。

彼の気持ちを受け止めてくれる環境がどこにあるのか。私たちに何ができるのか。

五里霧中

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